老化防止に効果のある漬け物とアルカリ性食品
いわゆる、秋なすは嫁に食わすな、ということわざ?は、せっかく美味しいなすを嫁に食べさせてたまるか
という姑の意地悪と解釈されているようですが、実際にはなすは体を冷やす働きがあるため
姑が嫁のお腹が冷えて流産することを心配するあまりのことゆえとの解釈がた正しいようです
なすは高血圧やほてりぎみの人が多い高齢者に向いている野菜ですが
老化防止の漬け物として利用価値の高い野菜でもあります
そこで今回は老化防止とスタミナ効果に優れる
*なすの酢油漬け
をご紹介します
<用意するもの>
なす8個(普通の大きさ)
しょうが少々
オリーブオイル(オメガ3,n-3系脂肪酸を含む上質なもの)大さじ5〜6
酢 大さじ6〜7
塩 小さじ二分の一
醤油 小さじ1
擦りニンニク 少々
:なすはヘタのついたままピーラーで皮をむき丸ごと柔らかくなるまで茹でて冷まします
:次に、すりおろした生姜、ニンニク、オリーブオイル、酢、塩、しょうゆで
つけ込み液を作ります
:冷ましたなすにつけ込み液を注ぎ一夜漬けにします
オリーブオイルとニンニクの入った酢醤油が食欲をそそり、アンチエイジングとスタミナ効果が期待できます
なすそのものにはとくに栄養は有りませんが、油との相性が良く、さらにタマネギ、ピーマン、オクラなどを
うすくスライスして加え、さらにニンニクが入っているので血行が良くなり
スコルジンという成分が新陳代謝を高めて食べたものを完全燃焼させてしまうので
滋養強壮に良く、老化防止にも効果的と言えます。
*昆布とにんじんの酢漬け(常食にしたいアルカリ性食品)
<用意するもの>
:こんぶ10センチくらいものを2〜3枚
:人参3本
:酢 カップ4分の一
:砂糖大さじ1
:醤油大さじ1
:水 カップ5分の一
:唐辛子少々
まず人参をかるく茹でたら昆布と人参を千切りにします
酢を水で薄め砂糖と醤油でつけ込み液を作ります
その中に千切りにした昆布と人参を漬けておけば翌日には食べ頃になります
好みに応じて唐辛子を加えて漬けてもいいでしょう
昆布はなんといってもビタミンA、カリウム、ミネラルが豊富な豊富なアルカリ性食品の
王様です
血液が酸性になるのを防ぎ高血圧予防に素晴らしい効果を発揮します
また人参もビタミンAが豊富なので、この昆布と人参の組み合わせは最強の漬け物です
そしてオリーブオイルにはアンチエイジングとダイエットの強い身味方。(オメガ3)が含まれていて
摂取しても太りにくい油です
また熱に弱く体内で作れないのでので1日にスプーン1杯ほどを意識的に摂取した方がよいでしょう。
<アルカリ性の果物を食べましょう>
果物には酸性のものとアルカリ性の物があります、できることならアルカリ性の果物の方を食べましょう
基本的に果物は酸性の物が多いので、先にアルカリ性の果物を紹介しましょう
グレープフルーツ、レモン、ライム、アボカド、みかん、ベリー類
ココナッツ、パパイヤ、パイナップル、キウイ
これ以外の物はほとんど酸性と思って下さい
特にたべた瞬間強く甘みを感じるのは酸性です、イチゴも酸性です
レモンやグレープフルーツのように酸っぱい果物が酸性ではなくアルカリ性だと聞くと不思議に思うかもしれません
これらの果物は本来は酸性なのですが、体内に入るとアルカリ性に変わるという特徴があります
ちなみにみかんはアルカリ性ですがオレンジは酸性です
どんな果物でも市販のジュースや缶詰のように加工されると酸性になります
生のグレープフルーツはアルカリ性ですが、濃縮還元タイプのジュースに
なるとこれは酸性です
フルーツに限らずアルカリ性食品を積極的に摂り、老けない体になりましょう。